※この文章は、暗号解読をするかJavaScriptを解除して、コピーを図った場合に表示されます。
このページは、小説の無断転写や二次加工を防ぐために、マウスコマンド制御やソースの暗号化などを設定しています。というのも、管理人は小説をweb公開しておりますが、著作権の放棄はしておらず、パクられるのがイヤだからです。管理人の主旨をご理解のうえ、小説は当サイト内でのみお楽しみくださるようお願い致します。
 
ようやく冒険らしくなってきました。
(そうかなぁ)

 
氷結クリフトの冒険
 LV.6 「初夜」

 
 
 冒険に出て最初の夜は野宿です。
 ブライ老は王家の姫君にそんなサバイバルはもっての他だと眉を顰めましたが、ワイルド思考のアリーナ姫にとっては願ったり叶ったり。
 渋々とブライ老が毛布や寝袋の用意をするなか、アリーナ姫とクリフトは夕食の為の火をおこそうと焚き木を求めて森に踏み入りました。
「ひ、姫様と過ごす初めての夜ッ!!」
 地面とにらめっこをしながら小枝を探すアリーナ姫の隣で、クリフトは躍る胸を掻きむしりながら身をクネクネとさせて言いました。
「初体験が野外だなんて、あぁんもうっ!」
 得意な妄想たくましく、不思議な足取りで小枝を集めまくるクリフトに、アリーナ姫は首を傾げるばかり。
「どうしたの、クリフト」
「あぁ! 今宵私は童貞を捧げるのですね!」
「どうてい?」
「姫様にっ!!」(くわっ)
「ちょ、クリフト」(意味分からない)
 挙動不審な神官に戸惑いを隠せないアリーナ姫。
 クリフトはガバッと彼女の手を取ると、膨らんだ鼻腔に鮮血を滴らせて言いました。
ムードは大切にしますからっ!
二人で今日という夜を良き思い出にしましょう! ぶ、ぶはぁ!」
 そうして集めた薪がパラパラと足元で音を立てた時、
 
 
「そんな時など永遠に来んわぁっ! この包茎童貞野郎がァッ!」
 
 
ブライはヒャダルコを唱えた!
 
 
「ほうけい?」
「姫様は知らなくてよい事です」
 いつの間にか現れた老魔導師は、そう言い残して氷柱となったクリフトを森に放置していくのでした。
 
 
 哀れ、氷結クリフト。
 
 
 
 

RESET
 
 
 
ヒャダルコ覚えました。

 
       

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!