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 貴方は衛星のように私の近くで周回していて、
 ずっと私を見守ってくれていた。
 
 ねえ、そんな所にいないで。もう少し傍に来て欲しい。
 
 今日は何かが起こりそうな予感がするの。
 多分、この直感は当たってる。
 
 だから、お願い。
 
 今夜、降りてきてくれる?
 
 
 
Satellite
 
/サテライト
 
 
 
 ガーデンブルクの女王様は、ソロが「世界樹の花」を敢えて人間を憎むピサロの為に使ったことを、とても褒めてくれた。マスタードラゴンがシンシアさんを復活させたのは、きっとソロが善い行いをしたからだって。「よく頑張りましたね」と、ソロの隣にいるシンシアさんを見て、優しい笑顔でそう仰った。
 世界も救われたし、皆が幸せ。
 ソロは片時もシンシアさんの手を放さないし、ピサロだって常にロザリーさんの側にいる。とても幸せそう。
 愛する人を互いに失って、憎しみをぶつけ合い、傷つけあった二人は、今はもう仲良くなって、こうして席を共にしているんだから、不思議。
 
 そう。
 
 今、私達は平和になった世界で再びこうやって集まっている。
「さぁ。今日は普段の事を忘れて、皆で飲み明かしなさい」
 誰の故郷でもないガーデンブルク。女王様が私達を招待してくれた。
 運命を共にした仲間といっても、普段はなかなか顔を合わせることができなくて、こうして呼ばれない限り、全員が再び集まるなんてこと、きっとなかった。私も女王様に招待されない限り、王室の缶詰め状態から抜け出すことなんて、出来なかったと思う。
「アリーナ! こっちこっち!」
 マーニャ姐様が手招きして、私を呼んでいる。ミネア姉様も手を振って、笑顔で迎えてくれた。
「ドレスを着たら、ちゃんとお姫様になるじゃない! 安心したわ」
「姉さん、何て事言うの」
「そうよー! 当然っ!!」
 今日は二人、ベージュのロングドレスに身を包んでいるから、喋らないとどっちがどっちか判らないくらい。でも、二人とも、相変わらず女らしくて素敵。とっても色っぽくて、羨ましいな。
 「元気そうで良かった」と、私の髪を撫でてくれるから、懐かしくて思わず二人に飛び込んでしまう。二人は相変わらずだと笑ってくれたけど。
 私の「ねえさま」達は、モンバーバラで暮らしているんだって。
 マーニャ姐様は、戻った劇場で踊子をしてる。物凄い売れっ子ダンサーで、先日は単独ショーのポスターが、サントハイムでもプレミア価格で売られていた。お父様が買ってて、ブライがお茶を噴き出していたっけ。
 ミネア姉様は、百発百中の「行列のできる占い師」。お忍びで高貴な身分の人も占いに来るんだって。凄いな。
「で、あなたはどうなの?」
 いつもとはまた違った綺麗を見せるマーニャ姐様が、艶かしい笑顔で私に擦り寄ってくる。
 この感じは。
「な、なによう」
「クリフトと、あれから発展したの?」
 ほら、やっぱり。
 にじり寄られて、擽られる。一番聞かれたくない事、聞かれちゃった。
「姉さん、会ってそんな突然」
 ミネア姉様、助けて。
「アリーナには、順序よくお話していただかないと」
 えー!! 何? そっちの仲間だったの? もうー。
「どうなの? どうなったの?」
「まずは城に戻った所から、詳しく……
 うう。この二人には何時になっても適わない。
 二人の同じ顔が私にジリジリと迫ったとき、
「お久しぶりです。マーニャさん、ミネアさん」
 私の背中から、クリフトが二人にペコリと挨拶した。
「あら、噂をすれば」
「姫様に何を尋問なさるのです」
 クリフトは困ったような苦笑いをして、二人の前にやってきた。
「アリーナの傍には、いつもあんたが居たっけね。道理でガードが固いこと」
 クリフトってば、ナイスアシスト。
 このままじゃ私、会って早々に質問攻めを食らう所だった。
「ご無沙汰しておりました」
 クリフトは柔らかい笑顔で二人を眺め見ている。
 それだけで、どうやら二人には私たちが「何の進展もない」という切ない実情が理解できたみたい。ちょっと残念そうな顔が胸に痛い。
「お二人とも、お元気そうで何よりです」
「あんたもね」
 今、気付いたけれど、正装に身を包んだクリフトはとても綺麗で。格式ばった僧衣だけど、この場に溶け込んでいる。そんな神官姿に心が騒ぐなんて、私ってば不謹慎かしら。
「皆さんには、お会いしました?」
 クリフトの和やかな声。これも聞いてて胸が弾む。
「ええ。先ほどトルネコさんに。ポポロ君、とっても大きくなってて、吃驚」
「そうなのー。それだけ歳を取ったということなのよ! 私たちも!」
 時が経ったと感じるのは、実はそういう所しかないのかも。
 だって、マーニャ姐様もミネア姉様もずっと変わらない美人姉妹で、二人はいつも一緒。
 トルネコも、ポポロ君さえ居なければ、ライアンさんとずっと一緒の「年齢不詳おじさん」。
 ブライは生まれた時からおじいちゃんだから、これからもずっと変わらないと思う。
 何も変わらないんだよ、きっと。
 私もクリフトも。
「ふう」
 思わず溜息が出てしまう。
 
 
 
 
 
 私はクリフトに「恋」してる。
 気付いたのは、ミントスで彼が倒れた時。彼を失いたくなくて、死んじゃやだって、自分が彼を助けるんだって泣いてたら、その場に居合わせたマーニャ姐様が聞いてきた。「好きなの?」って。
 この気持ち、マーニャ姐様に「それは恋よ」と教えてもらうまでは、全く理解できなかった不思議な感情だったんだ。
 マーニャ姐様が揶揄って、「クリフトだってまんざらじゃないわよ」と言うものだから、凄く照れて、否定した。そして今更だけど、彼が傍にいることに、無性に恥じらいがこみ上げた。
 そんな事ないよ、って思ったけど、旅を続けて「そうだ」って気付いた。
 彼がサントハイムを出て、魔王の城から、地獄の果てまでついてきてくれたのも。高所恐怖症だというのに、世界樹や天空の塔を登ったのも。全ては私を守るため。ちょっとのお小言は聞かされたけど、でもそれ以上は何も言わずに、ずっと、ずっと、私の傍に居てくれた。
 
「アリーナ、クリフトがどんなにあんたの事を愛してるか、理解る?」
「どんな想いを抱えてるか、考えたこと、ある?」
 呆れて、そして少々に苛立ちながら姐様に言われた時は、泣いてしまった。
 クリフトの気持ちに気付いたときには、嬉しさと申し訳なさと、感謝とでいっぱいになって、涙が止まらなかった。
 それから。
 これは誰にも秘密にしている事なんだけど。
 クリフトが自分の気持ちを教えてくれたことが、一回だけあった。
 今でも思い出すとドキドキする。
 世界樹の花の力で、ロザリーさんが生き返った時、宿に戻って、クリフトが私に言った。
 「愛しています」って、言ってくれた。
 貴方をお守りして、平和になったサントハイムに送り届けたいって。
 心臓が飛び出る程に嬉しくて、身体が震えた。魂が、震えた。
 だから、私も応えた。「クリフトが好き」って。貴方と一緒に、サントハイムに帰りたいって。
 
 それから、誰も失うことなく、私達は打ち勝った。
 それから、サントハイムには皆が戻ってきて、私たちは懐かしい顔に迎えられた。
 それから、また変わらない毎日がやってきて。
 それから、そのまま。
 
 クリフトはあれから何も言わないし、私も何も言えなくて。
 いつもどおりのクリフトと私。全然変わっていない。
 あの一瞬は、夢だったかもしれないと思える程。
 
 
 
 
 
 冒険を終えて変わったといえば、あの二人。
 ソロはシンシアさんの手をギュッて握っていて、ピサロはロザリーさんの肩を確り抱いている。もう、二度と離れないように。悲しまないように。
 シンシアさんも、ロザリーさんも、すごく照れているけど嬉しそう。そうよね。もう、お互いが深い所で、固く結ばれているんだから。
 羨ましいな。
 私もあんな風にされたいのに。
「ふう」
 また溜息が出た。
「アリーナ、溜息2回しましたよ」
 気付けば、ミネア姉様が心配そうに私の顔を覗いていた。
「あ」
 やだなぁ、そんなつもりじゃなかったのに。人を羨んで、淋しがるなんて。
「何、何? アリーナ、今は幸せじゃないわけ? 楽しくないわけ?」
「ち、ちがうよ」
 ほら。そんな事言うと、クリフトが心配そうに見るじゃない。その眼がすごく苦手なの。姐様も、そんな風にクリフトを見て詰らないで。
「本当! 何でもないの!」
 クリフトの視線と、この雰囲気を振り払うようにグラスを傾ける。
 皆がちょっとビックリしてる。
「あらあら、凄い飲みっぷり」
 よし、マーニャ姐様が乗ってきた。
 今日はとことん飲むよ! 私だって大人だもん、このくらい全然平気なんだから。
 
 
 
 このくらい平気。
 そう思って何杯飲んだのだろう。
 気付いたらこの有様。
 
 
 
 中庭の綺麗な花壇を見ながら3人で飲んでたら、立てなくなってた。
「アリーナ、あんたもう飲んじゃ駄目」
「なんでよーう」
 飲みたいの。
 こんな事で切なさが埋まる訳じゃないって、理解ってるけど。
 今はこのグラグラする世界に漂って、思いを全部吐き出したい。
……私、魅力がないのかな」
「アリーナはとても可愛らしいわよ」
「そうじゃなくって! こう、こう…色気が欲しいのー!」
 私の話を優しく聞いてくれるミネア姉様の胸を見て、自分のそれと比べてみる。
 ……ううう。
「うー! こんな小さな胸だって、乙女心で痛むんですからー!」
「胸? そのうち大きくなるわよ! 期待してなさい!」
 マーニャ姐様、それっていつ? そんな瞳で見つめていたら、姐様は目を泳がせていた。
 ……断言できないのね。
「そ、そのうち悩殺されるから!」
 できるかなぁ。
 そしたらクリフト、私の手を取ってくれる? 肩を抱いて、傍に置いてくれる?
 
 ……ムリ。
 
 なんだか無性に腹が立ってきて、またカクテルを飲み干す。
「おかわりー!」
「もう駄目よ」
「おかわりー!!!」
 そんなやり取りをしていたら、クリフトが声を聞きつけてやってきた。
「姫様、もういけません。さぁ帰りますよ」
「あっクリフト」
 クリフトの姿をとらえた途端、二人は「後はよろしく」って中庭から出て行った。あ、面倒は押し付けるってやつ?
 ぶー。
「姫様、立てなくなるまで飲んではなりません」
 クリフトはちょっと怒ってるけど、怖くないもん。
 それに、こんな気分にさせたのは、誰のせいよ。
「女王様がお部屋を用意してくれました。そちらに参りましょう」
 何よ何よ。真面目な顔しちゃって。
「立てないから、動けないもん」
「私が肩を貸しますから、少しは歩いてください」
 眉がつり上がった。でも、まだまだ平気。
 意地悪してやる。
「クリフト、おんぶー」
……お、おんぶですか」
 お? ちょっと動揺。
 しめしめ。
「こんなんでも良いよ」
 腕を前に差し出し、膝を抱える真似をしてみせる。
 そう、こんなの。ヒョイっとね。
「そ、それは困ります」
 仕方ない、という顔で、クリフトは私の前に膝を屈めて、渋々と広い背中を見せてくれた。
 やったぁ。
 第一希望は叶わなかったけど、これはこれで楽チンだから好き。
「よいしょ」
 よじよじと上って、クリフトの首に腕を撒きつける。えいえい。苦しいかな?
「姫様、アームロックは禁止と申しましたでしょう……ごほごほ、」
 クリフトが立って、歩き出す。
 見下ろした視界が広くて楽しい。倍も高くなった視野が嬉しい。背が高いって、気持ちいいね。
 伸び上がって一味違う世界を堪能するのも良いけど、クリフトの背中を感じるのも好き。ピットリと寄り添って、その耳に甘い声で囁いてみる。
「嬉しいな」
 背中をギュッてしてみる。クリフトが少しだけ強張った。
「あ、甘い息も禁止です」
 むう。何でも禁止なのね。
 
 酔っ払いついでにワガママを言っちゃおうと、私は「このまま少しだけ散歩したい」って言った。そしたら、クリフトは困った顔をしたけれど、中庭を散歩してくれた。
 何でも言ってみるものね。
 でも、本当に少しだけ散歩して、「おしまいです」と言って部屋に運ばれてしまった。
 
 クリフトは部屋のベッドまで運んでくれたけど、そのまま「おやすみなさい」って帰ろうとした。
 アルコールのグラグラで気持ちよく眠るのもいいけど、そうじゃなくて。
 立ち去ろうとする彼の服をつい掴んでしまう。
「傍に居てよ、クリフト」
「いけません」
「寂しいもん」
 これは本当の気持ち。服を掴む手が強くなる。
 困った顔をして、クリフトは言う。
「では、女王様の侍女に頼んで暫く……
「クリフトがいいの」
 あなたじゃなくちゃ駄目。
 お願い、もっと傍に居て。
……では、姫様がお眠りになるまで、この椅子に居りますから」
「ちがうよ、そうじゃなくって」
 グイ、と引っ張ってみる。
「クリフト、一緒に寝よう」
「し、神官を嘲笑うものではありませんよ、」
「からかってないもん」
 ねぇ、理解って。
 頬を膨らませて訴えてみるけど、クリフトは苦笑して椅子に腰掛けたまま。
 何だか口惜しい。
 私だって、女として成長してるのよ? 恋の感情だって判っているし、私が恋をしてクリフトに何を求めているかだって、理解してるんだから。
「クリフト」
「はい」
「私、もうすぐCカップ」
……は?」
 何よ、その返事は。
「マーニャ姐様がこれからもっと大きくなるからって、期待してなさいって」
……
 困惑しきった顔でクリフトが見つめているけど、そこには誘われたオスの欠片も見つからなくて、落胆してしまう。
 口惜しいというか、不毛。
 クリフトに女として意識して欲しくて、肌の手入れや身体の隅々まで丹念に磨いてきたつもり。ねえさま方に、色白の肌は焼かない方がいいと言われ、紫外線もあんまり浴びないように努力してる。
 この身体の全てがクリフトに包まれたくて、抱かれたくて、疼いているというのに。クリフトの大きな手で私の頬に触れて、その広い胸で抱きしめて、形良い唇で愛の言葉を囁いて、この唇を塞いで欲しい。
 それなのにクリフトは私を見てくれなくて。
「クリフト、感想を言ってよ」
「どのような感想を述べれば良いのか言葉が見つかりません」
 む。
 それは一理あるけど、そうじゃないの。
 ねぇ、クリフト。
 私、貴方に触れて欲しいの。でないと私、一生処女のままよ?
「死ぬ。私、死ぬ」
「その時の蘇生は私が……
「そうじゃないもん!」
 
 
 
 いつも傍に居るのに。
 いつだって私を見てくれているのに。
 
 どうして触れてくれないの?
 どうして「好き」って言ってくれないの?
 
 
 
 貴方の優しさを感じるけれど、貴方の「好き」も感じるけれど。どうして私たち、こんなに近くにいて距離を感じるんだろう。
「クリフト、遠いよ」
 こっちに来てよと腕を引っ張る。ぐいぐい引っ張る。
「これ以上は近寄れませんよ」
「だめだめ、もっと」
 とうとう観念したのか、クリフトは私の隣に横たわってくれた。
 凄く嬉しくなってお布団を掛けてあげると、完全に降参してくれた。
……ブライ様には秘密ですよ」
 いそいそと蝋燭を消していく私の背中に、クリフトが話しかけてきた。
「うん」
 薄暗くなった部屋。
 ちょっとドキドキしながら布団に潜り込む。
「王様にも」
「うん」
「神父様にも」
「うん」
「あと、マーニャさんにも……
「もう、誰にも話さないから!」
 あぁもう、焦れったい。
 二人だけのこの夜に、そんな心配しないで。
 秘密にするから。
 約束するから。
「だから。もっと、傍に来て」
 闇に眼が慣れてきて、クリフトの顔が見えてくる。
 なんだか非常に困った顔をしているけど、そんな事気にしない。
「ギュッてして」
……
「ねぇ、クリフト」
……
 シンシアさんみたいに、ロザリーさんみたいに。好きな人の手に、腕に包まれたいの。
……今日だけですよ?」
 そう言ってクリフトは、私の腰に手を回して、引き寄せてくれた。私の頭の下に腕を滑らせて、胸に、私を包んでくれた。
 ……凄く温かい。
 自分で言っておきながら、物凄くドキドキしてる。
 クリフトがこんな事、してくれるなんて。
 
 
 
 本当は、この先に何があるか知ってる。それを期待してる感もある。
 でもね、今はこうやって戸惑うクリフトを見ていたい気がする。
 意地悪でごめんね。
「うふふー」
 舌をペロリと出して愛嬌たっぷりに微笑んだら、
「さぁもう寝ますよ。おやすみなさい」
 
 あ。
 
……
 
 ……ねぇ、今。
 
 額に感じた、しっとりとして柔らかいそれは、貴方の。
 顔を上げて、クリフトを見ようとしたら、強引に胸に押し付けられて、彼の顔を確認できなかった。
 残念。だけど。
 クリフトの胸の中で、もう一回考えてみる。
 
 今、クリフトは、私のおでこにキスしてくれたんだよね?
 
……
 うわ。うわわ。
 クリフトのキス。私の胸がぎゅって締めつけられる。
 どうしよう、心臓が見事な勢いでドキドキしてる。聞かれたら恥ずかしいな。
……
 何も言えなくて、クリフトの胸元を握ると、クリフトは髪を撫でてくれた。
 貴方の顔が見たいけど、これはこれでいいかもしれない。
 瞳を閉じて、もういっかい感触を思い出す。
 
 
 
 おでこ、あったかい。
 ほわほわって、いい気持ち。
 
 
 
 ほら、今夜は「いいこと」があった。
 私の直感、大正解。
 
 
 
Satellite
 
/サテライト
 
 
 貴方は私のサテライト。
 いつも遠くで私を見守っている。
 明日からまた元通りの衛星に戻るのかもしれないけど、
 こうして時々でいいから、降り注いでくれると嬉しいな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【あとがき】 アリーナよりもモンバーバラ姉妹は年上なので、マーニャは「姐様」、ミネアは「姉様」と呼んで3番目の姉妹に加わっているんです。
呼び捨てよりもかわいい感じがしませんか?
ポッフィー中のアリーナは「育ち盛り」真最中なので、
コドモとオトナの境界線をいったりきたり。
一生懸命に成長してる頑張り屋さんなんです。
もうちょっとで熟れる罪の果実。
しかしこの状態はクリフトにとって拷問に近いような(笑)。  
 
 
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