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Strawberry SEX with you
 
(8メインのサイトで4を読んでくださるなあなたへ…お遊び小説☆)
 
 
 
「ソっ…ソロさん、何を持ってるんですか…っ」
 部屋割りを終えて、クリフトが部屋に荷物を運ぼうと扉を開ければ、既に同室の勇者ソロが、ベッドに横になって本を読んでいた。
 彼はもう部屋着に袖を通していて、長い四肢を大きく伸ばして本を眺めている。
 クリフトはその情景にも呆気にとられたが、彼の持つ本の表紙を見て更に狼狽した。
「あ、これ?宿屋のフロントにあってさ。20Gだった」
「20Gもするんですかっ!聖水と同じ値段だなんて…」
 聞いてクリフトが、わなわなと震えて頭に手をやる。
 そんな様子を横目に、ソロはさして気にもせず再び本に視線を移した。
「俺、こういうの興味津々な年頃でさー」
「年頃って…。ふ…不潔ですっ…」
 クリフトは奇異なる瞳で彼を眺め見ている。ソロはその視線をジロリと流し目に見て、口を尖らせて言った。
「…ムッツリなお前よか良いと思うけど。性欲はあくまでもオープンに」
「し、失礼な!」
 彼の言葉に、少々に怒気を見せたクリフトは、ふう、と一つ溜息をついて冷静を取り戻す。そう、彼とこんな事で言い争っても意味のないことだった。
 クリフトは荷物をベッド脇に置き、今日の旅で泥と埃、魔物の血の染み付いた神官服を脱ぎはじめる。床に投げつけてあったソロの服もまた洗濯籠に入れ、彼の持ち物を整理してやる。同室になった時のいつもの動作。
 ソロはそれを気にもせず、本に夢中になっている。クリフトはチラと見やって、わざとらしい咳払いをしてみせたが、効果はなかった。
「今月の特集は…おぉー、『彼女の性感帯を大研究』だってさ」
 ソロは天に抱えていた手が疲れたのか、枕元に本を落としてうつ伏せになった。
「こ、声に出して読まないでください」
「その壱っ!耳の付け根から首筋!」
 ソロはクリフトの声を制するように大声で読み始める。
 
 
 
●其の壱・耳の付け根から首筋●
耳から首筋にかけては、殆どの女性が感じやすく出来ているので、まずココを攻めて間違いなし!耳元に甘い息を吹きかけ、耳の付け根辺りに唇を這わす!
これで女性の70%がウッフンとなることウケアイです。
 
 
 
「あー、俺これは知ってる」
 隣のベッドに腰掛けるクリフトは、苦い顔で着替えを済ませていた。今は靴の手入れを念入りに行っているようだが、その顰めた顔を伺うと、どうやらソロの声が耳に届いているらしい。
 ニヤリと笑って、ソロは横を向いた。
「アリーナもそうなのかなー?」
 クリフトは顔を上げて睨む。
「…姫様のそういう所を想像すると息の根を止めますよ!」
「お前はしてるんだろ?」
「わっ私は…してませんよっ!!!」
 焦る所がまた。ムキになる所がまた。
 ソロは赤面して怒るクリフトを軽く笑顔であしらって、再び本に眼を戻す。
「その弐っ!瞼とその上の骨格部分!」
 大きな声で言い放ち、ソロはクリフトの様子を確かめる。
 クリフトは苦い顔は変わらないが、黙々と剣の刃こぼれを探していた。
「…これには無反応?」
 少し残念そうに言えば、返ってきたのは意外なもので。
「目蓋には神経が集中していますから、感じるのは当然でしょう」
「…そうなのか?」
「そうですよ」
 つまらん、とソロは愚痴を溢し、次のページを捲る。クリフトはがっくりと肩を落とした。
「私で遊ばずに、貴方も剣の確認をしたらどうですか」
「その参!ウエスト!」
「…」
 クリフトの凝視を交わして、ソロは言い放った。
 
 
 
●其の参・ウエスト(腰まわり)●
第三の性感帯はウエストです。
ここは、男性に包容されていることを肉体的に感じられる場所です。ウエストをぎゅっと抱き寄せ、肋骨から骨盤にかけてゆっくりと、優しいタッチで触れてあげましょう。
これで彼女は激しくウッフンと…
 
 
 
「…だから声に出して読むのはやめて下さいと言いましたでしょうっ!」
 忍耐の限界を迎えたのか、クリフトは大声を出していた。懸命に朗読していたソロも、これには驚いて彼の眼を見てしまう。
「そう怒んなって…」
「怒りますよ」
「まぁ、落ち着け」
 ソロはクリフトを言い宥めると、話を転換しようと次の項目に目が入る。
「…おぉ。『知られざる隠された性感帯を、読者の君だけに!』だって」
「…」
 自分でも発憤し過ぎたと思ったのだろう、クリフトは一息ついてソロを見た。
 そして、彼の言葉にピクリと反応する。知られざる、隠された…。踏み入れない秘密は誰もが知りたいもの。クリフトもまたその欲求に引き付けられていた。
 
 
 
●ヒミツ☆の性感帯・首筋から肩●
首筋から肩のラインは最高極大の「喘ぎポイント」です!
大半の女性がこのエリア周辺の刺激を、あのヒミツ☆の場所を攻められるのと同等の性的興奮と絶頂感を味わうといいます(当社アンケートより)。


◆実行例◆
…彼女の背後からそっと忍び寄り、ウエストを抱き寄せながら耳元に甘い声でありったけの愛の言葉を囁きましょう。
…これで君の色気にドキッ☆とした彼女に更に追い討ちをかけるのです!
…首筋を横から強弱をつけたキスで攻め、肩甲骨あたりに指を這わせて、熱い吐息をかければ、とろけるように彼女は君に身を預けてくれること間違いなしっ!!!
 
 
 
 気付けばクリフトもまた、ソロの枕元の文字を食い入るように読んでいた。
「…」
 いつの間にか己のベッドに手をついて覗き込んでいるクリフトに、ソロは自然と場所を譲っていた。今は二人、一つの本を仲良く読んでいる。読み終えたソロは隣のクリフトに話しかける。
「…だってさ、クリフト」
「…なんですか」
「アリーナに試してみれば?」
「なっ何を…っ、ば…馬鹿な事を…っ!」
 クリフトははっと気付いて、慌てて彼のベッドより離れる。
「あいつだって何にも知らない訳じゃないんだろ?ちょっとくらい喜ばせてやれよ」
 ソロは知っている。
 病気のクリフトを、アリーナが如何に悲壮な顔をして見守っていたかを。サントハイム城でバルザックと対峙したあの時、アリーナの後ろで彼が如何なる瞳をしていたかを。仲間であるという意識以上に、どれだけ強い想いが二人を繋げているかを。
「…貴方には関係のないことです」
 聞いてクリフトは言った。
「クリフトだってまんざらでもないんだろ?」
 ソロは構わず続ける。その言葉は畳み掛けるように、追い討ちをかけるように。
「アリーナの事、抱きたいだろ?」
「な…っ!」
 ぞれは図星。
 クリフトの顔がみるみる朱に染まる。ソロは再び口端を上げてニヤリと笑った。
「…エロ神官」
「〜っ!お風呂に入ってきます!」
 本音を突かれて返答に困ったのか、クリフトは逃げるように部屋を出て行った。その背にソロは、更に嘲笑の言葉を投げかける。
「煩悩も洗い流してこいや」
 クリフトには珍しく足音を立てて階段を下りていくので、ソロは思わず噴き出していた。
 
 
 
 
 
「でさ、アンタ達、どこまでいったの?」
 濃密な湯気の立ちのぼる檜の浴槽で、マーニャはアリーナの背を流しながら話しかけていた。
「もう裸は見せ合った訳?」
「みっ、み…見せてないよっ!」
 ニョキ、と背中越しに顔を覗かせて、マーニャがニヤリと笑った。妖艶なその笑みに、アリーナは慌てて返事をする。大きな声は風呂場に大きく反響した。
「じゃあキスはしたの?」
「しっしてない!!!」
 続け様の質問に、アリーナは懸命に首を振る。
 ミネアはその様子を、湯に浸かりながら微笑んで見ていた。
「強く否定するトコロがアヤしいわね…」
 身体を舐めるように観察され、探りの言葉を聞いたアリーナは、マーニャの視線から逃げるように湯を被り、浴槽にサブンと入る。
「本当だもん!」
 恥ずかしがって、鼻あたりまで湯に潜りこんだアリーナに、ミネアが寄ってきた。
「…吐くまでここから出しませんわ、アリーナ」
「ミ、ミネア姉様まで…」
 アリーナの細い肩を、ミネアがグッと掴む。
「ナイス、我が妹っ!」
 
 
 
 
 
 クリフトは、熱い湯に浸りながら自分の腕を見つめていた。
(一回だけ…)
 そう、一度だけ、アリーナ姫をこの腕に抱きしめたことがある。
 バルザックを倒しても、サントハイム王や城中の者は戻って来なかった。喪失感にうち震える彼女を見たとき、クリフトは無心にその小さな身体を抱き締めていた。彼女もまた己の背に手を回し、力強く抱擁を返してくれたことは、今でも鮮明に思い出せる。
 涙に濡れる桃色の小さな唇に、想いのままに吸い寄せられそうになったとき、我に返った。仲間の声を聞いて、二人、現実に戻される。気付けば自分は「申し訳ありません」と謝り、その腕を解いていた。
 あの時の感触が忘れられない。あの時の甘い時間が、貴女が。
(…)
 あの時、仲間の声が届かなければ、二人きりだったならば。貴女は私を受け容れてくれたのか。あの時の哀しみに満ちた瞳は、私を待っていたように思えてならない。
(…)
 クリフトの溜息が湯気に溶けた。
 
 
 
 
 
「キス…したいな、っていう時は…、…ある…」
 頬が桜色に染まっているのは、長湯のせいか、話題のせいか。アリーナは片言に口を開いて、彼女の言葉を待つ姉妹に告白し出した。
「自分から「して」って言ったら?」
「待ってるだけじゃ、永遠に叶わないと思いますもの」
 相手はクリフトだから。マーニャとミネアが顔を合わせて頷く。
「してっ、て言うの?」
 それは恥ずかしいよ、と再び湯に深く潜り込んだアリーナに、マーニャは笑って言った。
「じゃあ、そういう雰囲気にもっていくのよ」
 聞いてアリーナが首を傾げる。
「オトコが感じるトコロ、教えてあげよっか?」
「感じるって?」
「…そうねぇ」
 アリーナは、クスクスと色っぽく笑うマーニャをじっと見つめている。
「クリフトがアリーナのオンナを感じて、「キスしたい!」って思わせる所かしら」
「そんな所があるの?」
「それ以上を感じさせる所もあるけど…」
 マーニャに別の含み笑いが混じった所で、ミネアが制する。
「教えてっ!教えてっ!!」
 
 
 
 
 
「うぁ…」
 アリーナは宿の廊下で熱を冷ましていた。美人姉妹はこってりと「その場所」とそこへの導き方を教えてくれたが、やや真剣になりすぎて、自分が彼女達の倍の時間も入浴をしている事を忘れていた。二人は「じゃあね」と先に戻り、今は自分一人がこの風当たりの良い廊下で横になっているのだが。
「姫様、髪も乾かさずに…」
 声が聞こえた。
 ぼんやりとする瞳を開ければ、そこには濡れ髪のクリフトが顔を伺っている。
「わっ!!!」
 突如の至近距離にアリーナの心臓が跳ね上がる。身を起こして彼を見ると、彼もまた湯上がりのようだ。深い蒼の艶髪が、一層に深く煌めいて美しい。
「こんな所で、いかがされました?」
 普段は神官服をピシリと着こなす真面目な彼も、宿の風呂上りではやや無防備になるらしい。薄いシャツのボタンは胸元まで開けられていて、硬い鎖骨のラインが見える。早くに出たのか、頭にはバスタオルを被ったままで。
 引き込まれそうな蒼の瞳に見惚れて、アリーナは少々に言葉足らずだった。
「…色々…勉強してて。…ちょっと、のぼせちゃったかな…」
「…」
 クリフトもこれには閉口した。
 白い柔肌は湯に当てられて淡い桃色に上気しており、瑞々しい顔にある熱っぽい瞳は己をしっとりと見つめている。豊かな亜麻色の髪は艶を含んで輝いており、今は緩くまとめられて細い首元を露わにしている。
 首筋から胸元へと視線が運ばれたとき、クリフトは慌ててその眼を逸らした。
「勉強とは感心な事ですが、なにも浴槽でなさらずとも…大丈夫ですか?」
「うん…お部屋に戻らなくちゃね…」
 心配そうに彼女の手を取るクリフトを見て、先程教わったことを思い出したアリーナは、打ち消そうと頭をブンブンと左右に振った。
 その反動か。
 頭がフラフラした。
 身体の底から抜けていく重力。アリーナは前のめりに倒れそうになった。
「おっ…ととっ…っ…」
 やはりアリーナはのぼせていた。おぼつかない足取りに、口だけが辛うじて反応している。まるで己の身体を客観視しているかのようなおどけた声。
「姫様っ」
 危ない、とクリフトは慌ててその背に手を伸ばしていた。
「大丈夫ですかっ」
 その瞬間、クリフトの腕は彼女の頼りない細腰に絡み、その身を己に引き寄せていた。
 
「姫…様…」
 
 アリーナは、その背に彼の風呂上りの熱を感じて気付く。視線を下に移せば、己の腹にはクリフトの力強い腕が確りと身を支えている。今しがた聞こえた彼の声が、耳元で一層低くなって胸に届いた。
 近い、近い、近い。
「ク、クリフト…」
 彼がこんなにも近い。思考まで火照っていても、このただならぬ状況に、アリーナの身体がドクンと反応した。慌てて普段通りに交わそうと声を出す。
「あ…うん、平…気…。ありがと…」
 苦笑して背後のクリフトに視線を送る。
 しかし、彼は。
「クリ…フト…?」
 今や自分の耳元に顔を寄せるクリフトは、アリーナの視界からはその様子が伺えないが、心ここにあらずといった表情で固まっていた。
 
 
  …彼女の背後からそっと忍び寄り、ウエストを抱き寄せながら…
 
  …首筋を横から強弱をつけたキスで攻め、
            肩甲骨あたりに指を這わせて…
 
 
 先程の言葉が蘇る。
 風呂上りの彼女の芳しい香りがクリフトを擽る。その細い項が本能を覚醒こす。雪のように白く輝いた柔らかそうな肌が、この身を疼かせる。
 思わず唇が想いを吐き出してそこを滑ろうとしたとき、クリフトは我に返る。
「わぁっ…っ、しっ失礼を…!」
 クリフトは腕を離してその場に直立した。
 何と言う失礼を、と口が続けようとしたとき、アリーナが振り返る。その瞳はいつもの彼女にはない、何処かしら思いつめたような…
 クリフトは閉口した。それは、誘うような瞳。
「ね、クリフト」
 
 
  …彼の首に腕をかけて、上目に甘い視線で誘いかける…
 
  …身を寄せて、彼の腰に自分のお腹をすりつける…
 
 
 アリーナは本能的に、美人姉妹から教わった事を実践するのは今だ、と感じていた。背に感じていたクリフトの感触を、次は腹で確かめる。腕はすっと彼の首筋を伝ってその項にかかり、少々の背伸びをしながら上目に見つめる。その視線は、縋るように、詰るように、妖艶に。
「ひ…姫様…」
 震えるような声がクリフトの唇よりすり抜ける。
「クリフト」
 アリーナは彼の動揺に構わず、体躯に詰め寄った。
「こ、これ以上はいけませんよ…」
 濡れた前髪の奥に覗いたクリフトの瞳は、明らかに戸惑っていた。
「どうして?」
 アリーナは勿論それに気付いていたが、だからといってこの状態を解こうとは思わない。
「…私の抑制がきかなくなります」
「抑制しなくっていい」
「なっ…」
 寧ろ彼の本能を掻き立てたい。アリーナは更に続ける。
「クリフトは私にどうして欲しい?私をどうしたい?」
 上目に問う。
 それはいつも思っていた事。モンバーバラの姉妹二人に「誘い方」を教わったから、彼を攻めるという積極的な態度になれたのかもしれないが、それは契機に過ぎない。クリフトの本心は、何時かは本人に確かめたいと思っていた事だった。
 私を好きなら。愛しているなら。
「…私は、クリフトにキスして欲しい。キスしたい」
 それはとても真剣な顔で。
 見つめる瞳が息を飲むほどに美しい。惹きつけて放さないアリーナの視線に、クリフトは自然に返事をしていた。
「…私も貴女にキスしたいです」
 出来ることならそれ以上も…と思ったが、それは口にすることは理性が留めてくれた。
 その代わり彼は躊躇していた腕をアリーナの腰に回し、グッと寄せてかき抱いた。
「…ここでは無理ですが、私のお部屋にお連れしても?」
 射抜くように真摯な瞳。しかしそこには寒気のする程の色気があって。低くて甘い、とても甘い声に、身体の芯がとろけそうになる。
 アリーナはコクンと頷いた。
 
 身体中に魔法がかかる。
 貴方を求めてこの身が疼く。
 薔薇色の世界に埋もれて、ただ、貴方を感じたい。
 
 
 
 
 
 今頃は煩悩に頭を抱えているだろうと、笑いを噛み殺してソロは部屋を出た。風呂場で再び悩める神官を揶揄ってやろうと扉を開ければ、そこにはアリーナを膝抱きしたクリフトが居た。
「ク、クリフト…お前…」
 眼を丸くするどころか飛び出そうになったソロは、クリフトとその腕に抱えられるアリーナを交互に見つめた。
 その視線にアリーナを汚されてはと思ったのか、クリフトは彼女の顔を己の胸に埋める。
「ソロさん。申し訳ありませんが、今日は他で寝て下さい」
「なっ…」
 クリフトはそう言うと、部屋に入って半ばソロを追い出すように脚で扉を閉める。
「おいっ…クリフ…」
「そうそう」
 鍵がかかった。慌てて扉を叩いたソロに、クリフトは扉越しに話しかけていた。
「今日勉強しましたこと、実践させて頂きますよ」
 ソロはぎょっとした。
「…こっ、このエロ神官!」
 そのセリフに暫し呆然とした後、彼は気付いたように思い切り扉を蹴ってその脚を傷めていた。
「鬼畜!背徳神官!堕ちろ!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Strawberry SEX with you
 
 
 
<その後のおまけ☆>    ※会話文だけで妄想してください。
 
「ねえさま達に言われた事、本当だった!」
「…何を吹き込まれたのです…」(不安)
「え?こうしてクリフトにくっつくと、スイッチ入るって!」
「…」
「その後はどうしたらいい?って聞いたんだけど、」
「…他にも何か入れ知恵を…」(イヤな予感)
「ううん。後はクリフトが教えてくれるって!」
「……………私が…」
「うん!」(笑顔)
「…」
「だから、この首にこう、しなだれかかる所をみーっちり、教わったの!」(再現中)
「…」
「んふふー」
「…参りましたよ」(溜息)
 
 
 
…激甘でお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【あとがき】 性感帯ネタです。すいません、お下品で…
これは男性雑誌に乗ってた記事で、「本当かなぁ…」と思いつつ(笑)。
私が唯一納得できたのは、「ウエスト」です。
私のスイッチがここにあります。
押さないでね!(押さねぇよ)
 
 
 
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