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だんだんカオス展開になってきた。
 

 
氷結クリフトの冒険
 LV.16 「海鳴りの祠」

 
 
「あぁ、水がコワイ水がコワイ……
 そんな泣き言を言いながらクリフトはスタメンに入っていたのですが、先程のモンスターの襲撃で水に濡れた筏の上に足を滑らせた彼は、不覚にも海の中へ
ドボンと落ちてしまいました。
「わぷっ! ぶくぶくぶく……
 クリフトは泳げません。
 ジタバタと水を掻いた後は、まるで鉛のように沈んでいきます。
「クリフト!」
 アリーナ姫が必死に水底に叫ぶと、その水面からザバッと人が出てきました。
「ク、クリフト!?」
「いいえ、私は 祠 の 精 霊
ところで貴女が今落としたクリフトは、
この金のクリフトですか? それとも銀のクリフトですか?」
 仲間の神官を生き映したような姿の精霊は、両手に金銀に輝くクリフトを抱えて言いました。
「えっと、普通のクリフトなんだけど」
 この世に金や銀のクリフトが居たなんて。チョコボールのエンゼルじゃあるまいし。
 アリーナはやや焦りながらも正直に答えました。
「嗚呼、なんて素直で純情で可愛らしくて美しい姫君でしょう!」
 するとクリフト似の祠の精霊は、熱くなった目頭を押さえて泣き咽びながら言いました。
「そんな正直者でキュート且つプリティーな貴女には、
この金と銀のクリフトに加え、私も差し上げましょう!」
「えっ、普通のクリフトは?」
 思わずアリーナ姫が聞き返しますが、既にのクリフトに加え、クリフト激似の祠の精霊までが一行の筏に乗り込もうとしています。
「因みに私を7つ集めると、クリスタル神官が貰えます」
「ちょ、ちょっと」(普通のクリフトは
 
 
ひとつでも迷惑な貴様が増えおって! 始末してくれるわァッ!」
 
 
ブライはヒャダインを唱えた!
 
 
「そのまま沈めておきましょう」
 そう言ってブライが氷の塊×3を水底に沈めると、アリーナが水面の底を見つめて言いました。
「普通のクリフトは」
 
 
 哀れ、氷結クリフト。
 
 
 
 

RESET
 
 
 
二度と仲間に加わりません。

 
       

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